名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

榎の祟り

宝永4年7月12日。
近頃、後藤彦太夫尾張に到着し。伯父三沢伝左衛門に預けられる。
すぐに伝左衛門のところに籠居となる。
後藤弥次右跡目にも預けられる。
別の話では彦太夫の屋敷には神木と言い伝えられた古い榎の木があった。
しかし、彦大夫は乱心する前にこの榎を切り倒し、板にしていた。
この度、この板で牢を作ったと云々。