正徳3年6月30日。
近頃のこと。
行方政右衛門弟の青木源蔵は三宅与兵衛に弟子でいろいろ病人や憑き物などの祈祷、鳴弦(弓の弦を鳴らして行うまじない)をする男であった。
鉄砲は水野作兵衛の弟子で許しを得ていた。
用務で江戸へ下り、その後御勝手番となり、名を芸太治と付け下された。
ドンドン揺れて音がするものはダメ
正徳3年6月29日。
夜、左大将様薧去を知らせる廻文がある。
作事は止めなくてもよいとのことで御園御門などでも作事を行う。
ただし胴突き(地固め)は止めるように。
香典って地位とは関係なく、やはり関係の深さかな
正徳3年6月25日。
辰半(午前8時)過ぎに法事が終わる。
香典は公が5枚、右近将監様から10枚、御簾中から3枚、久昌院様から5枚、栄姫様から1枚。伊織様から2枚。
この他梅昌院様・帯刀殿内室、主水様母義。鈴木・野崎などから香典がある。