名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

不意に人参の値段

宝永6年3月29日。
この日から穏便が終わる。
ただし鉄砲は撃たないようにとの廻文がある。

近頃、人参の値段上下がる。

木綿の値段が上がり、下々が迷惑していると聞き及び、詮議したところ、帆に大分使われているので今後一切新規にもめん帆は禁止する。
ただし前々からあった木綿は使ってよいと云々。
新規には前々の通り蒲のむしろを帆に仕立てるようにと仰せ出されたという話もあった。