名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

また、はだか祭の神男を拉致

宝永6年1月13日。
儺追(なおい)は清須の馬口労を捕らえる。
とても貧乏で乞食に紛れるほどの者であった。

昨夜半から目付は城に集まる。
これは将軍の他界で一文字(早飛脚)が来たためである。
今朝から町中下蔀を下ろし、ひっそりとする。

夜中に穏便の廻文が来る。