名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

そりゃ楽しいでしょうよ

宝永3年10月1日。
辰半(午前8時)から文左衛門は政右・伝太・甚五右と西条村孫三郎のところへ出かける。
文右衛門・庄兵衛も一緒に出かける。
孫三郎兄山田伊左衛門は先に出かけており、この者が案内をする。
夕飯は二汁・三菜。夜食は新そば切。
間嶋明眼院へも出かけて帰る。
唐網で鮒を捕らせるのを見物する。
夕暮れに出発する。
とても面白かった。
二ツ杁でも網を打つ。
戌半(午後8時)に帰る。
六郷外記は先年逼塞のうちに乱心・自殺のため跡目は断絶のはずであったが、今年桂昌院様の法事につき、近頃願いにより子の彦四郎が召し出される。