享保1年6月25日。
夕暮れ過ぎ、本重町あたりで火事だと騒ぎがある。
御代官手代とかの裏であく(灰汁)を焼いていると、ほかに火が燃え移り、女が泣き叫ぶと云々。
しかし、不知思側のかち(徒)長舩のところでは夜中に役人が裏へ通り抜け、屋根を踏み抜くと云々。
夜、小普請方中口部屋で200俵川口権平が多賀主税を切る。
側にいた番衆は騒ぐと云々。
2人とも小普請方で日ごろから仲が悪かったと云々。
早速御目付衆がこの部屋にやって来たが、2人とも深手を負って言葉がはっきりせず、原因がわからなかった。
親類のところへ引き取るが、この夜権平は家で死んでしまう。
27日に家で主税が死んでしまう。