2026-01-13から1日間の記事一覧
天保3年。9月、熱田大宮神楽殿に魚之棚の料理屋からの滅金(昔の金メッキ)の大画馬(大絵馬)が上る。とても見事なものである。先年の加茂の競馬の図を織物で奉納した物と同じくらい見事さである。10月5日、矢田村で火事がある。巾下の火の見が鐘を打…
天保3年。8月1日頃、乞食が川に流される。近頃、あついたせんべい(厚板煎餅、国会図書館のデジタルコレクションで検索すると出てきます)を売りにやって来た男が1人いる。名府(名古屋)の町中、武士町その他どこであろうと毎日売り歩き、子どもでさえ…
天保3年。6月、14、5才の小僧が自分は弘法だと言って市中を徘徊し、過去の話をして人をたぶらかし、自分を人に持ち上げさせるととても軽く、もう一度持ち上げさせると3、4人でも持ち上がらないほど重くなる。全くいい加減で憎らしいにもほどがある。…
天保3年。6月、何日も雨が降り続くので天王祭が次々と延期になる。巾下出来町は2日。片端試楽は15日、無事終わる。同朝祭は18日。若宮車は18日。清須花火は18日。津島15日、無事終わる。堀川天王祭は18日。津島へのおかげ参りというものが5…
天保3年。4月2日、千代村の者が乱心して自分の女房を切り殺すと。4月10日、北町屋村で一向宗の住持の僧と庄屋の間にいざこざがあり、僧は庄屋を切り殺して自殺したが、庄屋は命に別条がなかった。4月6日に市谷で御能が行われる。これは昨年冬に中納…