2024-12-08 これこそ乱心 鸚鵡籠中記 正徳3年6月16日。若宮の祭礼が例年通り行われる。梅昌院様いつもの通り御覧になる。夜、小姓牧丹治が腹を切って死ぬ。近頃病気となり江戸より戻っていたが、神がかりのようになり衰弱したと云々。行水のたらいが深い水のように見え、怖くて足を入れることもできなかったと云々。5、6日前に母の前で団(うちわ)を使っていたが、無礼、不躾なことをしたと何度も謝ったと云々。彦右衛門の子で、斯波の家系であった。