名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

ちょっと嫌らしいなあ

元禄16年5月13日。
近年、津田忠兵衛という者が5人扶持を下され、榊之森のあたりに住んでいた。
あまりの寒さと飢えのため知人への合力状を持って知人の親類までも訪ね、誰の某はこれぐらい恵んでくれた書き記して恵みを求めた。
兄は与右衛門といい、昨年中之町に住み、祐筆であった。