名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

大物が逮捕

元禄16年5月12日。
近頃、岩塚の祢宜吉田主膳が博奕の件で所に預けられ、郷から番を出す。
詮議の度に連れて来る。
この主膳は荒川十左衛門の婿で博奕の大物であった。
主膳が白状し、他の者の罪が決まった。
7月15日に諸士が多く罰せられたが、主膳との面談、面通しによってであった。