名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

検見に来られるよりはいいのかも

正徳3年9月5日。
文左衛門は朝飯後段之右と三郎左へ出かける。
そこへ儀兵もやって来る。
長良村の庄屋が検見を行わずに昨年の免より5分上げを願い出てきたので、このことを廻文にする。
野崎も同様とする。
吸物・酒を頂き、昼に帰る。

大須の住持はこの日尾張を出発し、江戸愛宕の住持となる。
50両を拝借する。

16日に宝性院を呼び、愛宕円福寺住職を仰せ付けられる。御白書院御縁側で御老中が居並び、井上河内守殿が仰せ渡される。