2025-07-22 働き方改革 鸚鵡籠中記 享保1年7月15日。亥(午後9時)頃、火事だと騒ぎがある。噓であろうか。丑刻(午後11時)、石臼屋の裏の日置村の家が焼失する。寅刻(午前3時)に鎮まる。御代官支配の片町へ延焼し、1町(1町は約100メートル)あまり。近頃の言いつけ。地震や雷の日は前々から御機嫌伺が行われてきた。今後は、地震ではそれぞれ壁が落ちて騒ぎとなっている時でもあるし、雷は城内に落ちた以外は御機嫌伺は必要ないと。このほか、毎月の献上物なども大いに減らし、諸役所の供応も大いに戒めると。