名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

閉門も簡略ってこと

宝永3年12月21日。
文左衛門は米18石を理左衛門に売払う。
1両で9斗6升3合。
先月25日、預けられていた輩が全員追放となり、大小刀は国境で返した。
遠山十郎左衛門、目付長屋半左衛門、供番羽田野林蔵が使いで、跡は闕所となる。
関四郎左衛門は津田九郎兵で閉門を申し渡される。
この閉門から屋敷奉行による釘付けは行われなくなる。
仰せ渡しには火事が近所でおこれば親類へ退くように。
昼間の用事は隣家に頼み、夜になれば静かに門を開き、用事を済ませるようにと。
兄甚五兵衛も3日遠慮する。