名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

物騒な世の中だ

元禄16年5月5日。
3日、久屋の12、3歳の町人の子が鍛冶屋町下へ釣りに出かけ、帰ってこないので翌日探しに出かけると10か所余りを切られて死んでいた。
裸にしてあった。
近頃、この田んぼで40ばかりになる男が首をくくって死んでいた。
近頃、大池のあたりで月額のない男が切られて死んでいた。
乞食であったっとも。