名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

道中粗相がないようにとのことか

宝永7年4月29日。
近頃、あちこちで狼が現れる。
人を食い殺し、傷つけることがとても多い。

昨日朝鮮人が来朝する。
先年は道筋の宿や橋、道路のことを東海道の宮までお尋ねがあったが、今回は名古屋、西美濃、江州などの国主・領主へお尋ね書付が届いた。
本多弾正少弻・仙石丹波守・荻原近江守・大久保大隅守4人の名が記してあった。
書付と絵図で差し出すようにと。