名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これは計画的だ

元禄16年3月22日。
近頃、織田宮内家老の堤左一右衛門という者が同じ役の与右衛門が江戸から戻る朝に逐電する。
お金には無頓着だったと。
書き留めたものには高野山に行き、剃髪すると云々。
妻などは残していき、道具などは全て移してしまい、何もないと。