名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-05-11から1日間の記事一覧

いろいろと入用です

元禄14年1月29日。文左衛門は忠兵へ武兵金10両を持参する。

最新失態続きじゃないですか

文禄14年1月26日。文左衛門は辻番銀を忘れ、何とか未刻(午後1時)に持参する。

大事に日に文左衛門カッコ悪い

元禄14年1月25日。瑞龍院様(光友)100ヶ日の法事が行われる。この日から翌日まで二百部の読経が行われる。熨斗目、上下を着用。文左衛門は建中寺で肩衣の右をよしがき(葭垣)の竹で破ってしまう。冷汗が衣を濡らす。

いつもの内容

元禄14年1月24日。廻文がある。法事の間は鳴物音曲は止め、特に火の元には注意するように。

主人が亡くなれば仕方がない

元禄14年1月22日。瑞竜院様の家来はそれぞれ片づく(配置換え)。

これは妥当な金額なんでしょうかね

元禄14年1月21日。今朝早く、小田切遊隠のところへ今年の扶持3石5斗4升分の代金3両3分530文を持たせて段助を遣わす。1両で9斗1升。

紛らわしいなあ

元禄14年1月14日。夕暮れ前、火事と言うが嘘であった。志水の爆竹の音を聞いてのことか。

博奕に男色、乱れている

元禄14年1月13日。夜、真鍋茂太夫の鑓持ちと中間が惣嫁(最下級の売春婦)を部屋へ泊め、飯も与えず、銭も与えなかった。夜が明けても帰らないので、僕は激しく叱りつけ、蹴ったり叩いたりした。そのため力なく立ち去るが、茂太夫が出かけるのを待ち合…

治部右、権内お手柄

元禄14年1月11日。申刻(午後3時)、水野角太夫僕の家から火があがる。すぐに消し止める。この時、角太夫は子どもの祈年のため成就院に出かけていた。治部右・権内などが居合わせ、素早く消し止める。

嫌なら帰ってもよかったんですね

元禄14年1月8日。廻文が来る。一筆申し入れる。面々に召仕える一季(1年雇用)の奉公人については、今年も主人の心次第で先給先請(前払?)で召し置いてもよいと。併せて、引込(奉公をやめる)耕作するつもりの者があれば、その村の代官、給人は委細…

昨日と同じあたり

元禄14年1月5日。酉半(午後6時)、九十軒町通から入った借家の火燵から火が出て、蒲団と椽(縁)を燃やす。火事と呼ぶ声に大勢が集まる。

これも初期消火が完璧

元禄14年1月4日。酉半(午後6時)、九十軒町下児玉三郎進西の借屋から火が出る。すぐに消し止める。

家の大小に火事は関係ないだろ

元禄14年1月3日。丑(午前1時)過ぎ、本立寺隠居所から火が出て、小さな家1軒が焼失する。

カッコ悪いなあ

元禄14年1月1日。5分の日食が現れる。卯之時(午前5時)、南の方から欠ける。これは西国では見ることができず。夕方、岡嶋弥右衛門中間が逐電し、東の指矢場で自害し損ねたので主人のところへ送られて来る。

元禄14年1月の天気です

元禄14年1月1日。曇。巳(午前9時)前後過ぎると段々と晴れてくる。元禄14年1月2日。快晴。少し風が吹く。元禄14年1月3日。申(午後3時)前から風が吹く。夕暮れには霰(あられ)が降り、その後雪となって止む。1晩中西風が激しく吹き、寒い…