名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

嫌なら帰ってもよかったんですね

元禄14年1月8日。
廻文が来る。
一筆申し入れる。
面々に召仕える一季(1年雇用)の奉公人については、今年も主人の心次第で先給先請(前払?)で召し置いてもよいと。併せて、引込(奉公をやめる)耕作するつもりの者があれば、その村の代官、給人は委細を調べ、引込ことが妥当であると代官、給人から報告があった場合は暇を出すように。
この通りお言いつけであるのでその意を心得るように。
恐惶謹言。
正月6日。
山田理右衛門。
両城代殿。
後は略する。