名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

喪に服しましょうと

元禄9年11月14日。
夜、触状がある。
一筆申し入れる。
本院御所様が去る10日に崩御なされた。
とりわけ鳴物などは止め、諸事穏便(静かにしておく)にとのお考えである。
その期日についてはまた言い渡されると御老中から言い渡される。
その意をよく心得るように。
恐惶謹言。
11月14日、酒井金太夫
両城代。