名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-11-23から1日間の記事一覧

いろいろあった6月最終日

元禄7年6月30日。申の刻(午後3時)、少し雷が鳴る。この日、触状が来る一筆申し入れる。御入国の御祝儀として、来月2日に御能を催されるので同心衆は見物するようにお言いつけになる。6ツ半(午前7時)に登城するよう申し付ける。また、拝謁もある…

6月29日の天気です

元禄7年6月29日。未刻(午後1時)、少し雷が鳴る。

川名、川名、川名

元禄7年6月28日。公の御出ましはなし。申の刻(午後3時)、少し雷が鳴る。文左衛門は川名へ投網を打ちに行く。中嶋勘八・野呂瀬又右も一緒に行く。

6月27日の天気です

元禄7年6月27日。夕暮れ前、乾子(北北西)の方角に黒い雲がおこり、稲妻が光り、雷鳴が数度轟く。酉半刻(午後6時)より雨が降るが、その後止む。

本当に先代には気を遣っている

元禄7年6月25日。巳の1刻(午前9時過ぎ)、公は御下屋敷より帰られる。すぐに大殿様のところへ入られ、しばらくして御城に入られる。

また川名へご出勤

元禄7年6月26日。文左衛門は川名へ投網を打ちに行く。申刻(午後4時)、黒い雲が子(北)の方角に流れ、遠くで雷鳴が4、5度聞こえる。夜は晴れる。

6月24日の天気です

元禄7年6月24日。晴。

6月23日の天気です

元禄7年6月23日。雨が降る。正午から未刻(午後1時)まで晴れたり曇ったり。

6月22日の天気です

元禄7年6月22日。巳半刻(午前10時)、にわか雨が降り。しばらく降り続く。その後止む。また降る。夜、雨が降る。

喪に服しましょう

元禄7年6月21日。この日から能が催されるはずだったが、瑞光院が亡くなられたので今月中延期される。

原因は貧困か

元禄7年6月19日。文左衛門は風邪をひき、拝謁に参上せず。辰半時(午前8時)、公は御下屋敷をお訪ねになる。孔雀の御門からお出になる。今村弥助の手代ふたりが御預けとなる。これは今月16日に山崎のあたりの寺でうどんを食べているのを柿羽織が見て…

瑞公院ってどなたでしょうか

元禄7年6月18日。晴天。公は巳1点(午前9時過ぎ)に大殿様をお訪ねになり、しばらくして帰られる。文左衛門は参上せず、昼前から文左衛門は大田元右衛門、関円右衛門と連れ立って地蔵池(地蔵ヶ池、勝川)で網を打つ。かねてから能がこの日から催され…

気持ちのよさそうな天気です

元禄7年6月17日。天は晴れ渡り、雲は乾((北西)の方角に流れ、まるで秋空のようであった。文左衛門は拝謁に参上するが、御出ましはなし。

行かなくて病気になるよりは濡れる方がましかも

元禄7年6月16日。暁前から雨が降り始め、雷が鳴り、4、5度で止む。その後雨、もしくは弱い雨が降る。嘉定(疫病除けの行事)が例年の通り行われる。辰半(午前8時)に始まり、巳1点(午前9時過ぎ)に文左衛門は参上する。そして饅頭を頂く。野呂瀬…

真っ赤な太陽は美空ひばりさんの名曲

元禄7年6月15日文左衛門は拝謁に参上するが御出ましはなく、出仕もなし。朝日が赤く、まるで火の燃えるようであった。

頑張れ、文左衛門

元禄7年6月14日。文左衛門は拝謁に参上するが御出ましはなし。午8点(午後1時前)、しばらく雨が降るが、その後晴れる。

口は災いの元

元禄7年6月13日。文左衛門は拝謁に参上する。辰9刻(午前9時前)、公はご隠居様をお訪ねになり、巳1分(午前9時過ぎ)に帰られる。この日、御鑓奉行田代五右衛門が100石減らされ御馬廻組になり、閉門仰せ付けられる。門を釘で堅く閉ざし、板の隙…

せっかく加増されたのに何かしでかしたか

元禄7年6月12日。文左衛門は拝謁に参上するが御出ましはなし。高木小兵衛は先日加増された100石を減らされ、御馬廻組となる。その上御叱りにあうと。この日、文左衛門は川名へ投網を打ちに行く。

まあ務めですからね

元禄7年6月11日。晴天。文左衛門は拝謁に参上するが御出ましはなし。

6月10日の天気です

元禄7年6月10日。朝、曇っていたが、巳(午前9時)過ぎると晴れる。

6月9日の天気です

元禄7年6月9日。辰刻(午前7時)から急に雨が降り始める。半時(1時間)で止み、その後は晴れる。正午には雷が1、2度鳴る。夕暮れには黒い雲が空を覆い、稲妻も光る。そして雷が1、2度鳴る。

6月8日の天気です

元禄7年6月8日。正午過ぎに巽(南東)の方角から黒い雲がおこり、雷鳴が数度鳴る。弱い雨はしばらくして止む。

6月5日の天気です

元禄7年6月5日。暁前から大雨となる。車軸を砕くような雨で、雷のような音もするしばらくして止み、その後は曇る。巳半点(午前10時)には晴れる。

博奕の罪は重いです

元禄7年6月4日。公は大殿様をお訪ねになる。この日、様物がひとつある。博奕奸淫の宿を設けていた者であった。夕暮れから曇り、夜更けには弱い雨が降る。

騒いじゃいけないのか

元禄7年6月3日。大殿様が御城をお訪ねになり、お話をなされる。公は2度大殿様をお訪ねになる。この日、御目見衆は参上せず。町中へも物静かにするようとの触がある。

これは優しい

元禄7年6月2日。御国御用人から虎の間で広井組へ申し渡しがある。雨が降れば一切参上する必要はない。御出ましの際も雨が降り出せば拝謁せずに帰ってもよい。急に御出ましや御前を見えぬよう走り抜けることができない場合は、雨が降っていても拝謁するよ…

褒めるのは悔しいが大漁だな

元禄7年6月1日。公は大殿様をお訪ねになる。文左衛門は中嶋勘八と川名へ投網を打ちに行く。鮠が150余。ウナギが1。鮎が1。鮒が20枚余。