名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

女房あっぱれ

元禄9年5月4日。
快晴。
申刻(午後3時)、遠くで雷の音がし、乾(北西)の方角で雲がわき、少しの間雨が降る。
1昨日の大工権三郎に金3粒を払い、鵝目(銭)300文を渡して小戸を拵えさせる。
この日からやって来て、斧を使う。
出雲守様御納戸鳥居喜右衛門が乱心する。
自害しようとするのを女房が止める。