名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-01-02から1日間の記事一覧

これは地味だな

文化12年12月。本町大手枡形見付の番所が出来上がる。

新川橋の通行止めと同じころだ

文化12年6月25日。夜から26日にかけて大雨が止むこともなく、27日昼過ぎには雷も鳴る。夕方にはさらに激しくなり、夜中まで止むことはなく、雷も所々に落ちて洪水となる。他国はもっと激しかったようである。

またまた清寿院

文化12年秋。この頃から城南清寿院へ上方の役者がやって来て、復讐高音鞁を演じ、大当たりとなる。朝は夜の明けぬうちから大入りとなり、日が暮れてからも一幕を行う。我童は浅間左衛門、市紅は富士太郎、桜子は嵐富三郎が勤める。その時彼の極上上吉片岡…

娯楽と言えばこれ、浄瑠璃に歌舞伎

文化12年4月。中旬から城南清寿院へ上方の役者がやって来て、けいせいつくしのつま琴(傾城筑紫𤩍)を演じる。宮城阿曽次郎は璃寛、娘みゆきは故曙山が勤める。(中略)その頃の大流行りであった。

今でもありますね、通行止め

文化12年6、7月頃。枇杷島川が洪水となり、新川橋の杭が折れてしまい、清洲への通行は出来なくなった。

これは恐ろしい虐待行為

文化12年4月3日。朝、野崎騒動の件は以下の通り決着する。末家 野崎源五左衛門、主税伯父鳥居五兵衛。野崎主税のことは、家内をまとめられず、その上無慈悲非道の行いがあったので調べの上厳しく言い渡しがあるはずであるが、乱心とも聞いているのでそれ…

丸太から使える材木にするのは大変です

元禄9年2月29日。文左衛門は朝から板枇(いたへぎ、板剥)を招き、槫(丸太)を枇(剝)がせる。

2月28日の天気です

元禄9年2月28日。明け方には雨が止み、辰半(午前8時)過ぎから晴れる。

2月27日の天気です

元禄9年2月27日。朝からわずかに雨が降っていたが、段々と大雨になる。

武芸好きなんですが、その腕前は

元禄9年2月26日。文左衛門はかねてから頼んであった通り、鈴木左之右衛門を仲介に八田九郎右の兵法の弟子となる。この日、誓紙を出す。

芝居好きはどうしようもない

元禄9年2月25日。文左衛門は都筑分内・加藤平左衛門と昼前に真福寺へ出かける。和泉屋十三郎座の狂言2番を見物する。大盛況の芝居であった。御馬廻組村尾丈右衛門が乱心し自害する。場所は中ノ町。

2月24日の天気です

元禄9年2月24日。風が吹く。

2月23日の天気です

元禄9年2月23日。風が吹く。

2月21日の天気です

元禄9年2月21日。晴天。

2月20日の天気です

元禄9年2月20日。明け方から雨が降り始める。1日中大雨となる。夜更けには晴れる。

2月19日の天気です

元禄9年2月19日。申刻(午後3時)から曇る。少し雨が降って止む。夜は曇。

このあたりは本当に律儀者

元禄9年2月18日。夜、文左衛門は田村新八を家に招き、雉を食べさせる。脇差を売るのを仲介してもらったため。

生まれ変わりはやっぱり嘘でしょう

元禄9年2月17日。文左衛門は久兵へ出かけ、親類書きの帳面を綴じ、夕飯を御馳走になる。近頃、呉服町角の油屋女房が子を産む。この子は安士孫右衛門の生まれ変わりだとの文字があったと。これは嘘である。

2月14日の天気です

元禄9年2月14日。朝のうち曇っていたが、その後晴れる。

2月13日の天気です

元禄9年2月13日。夜、曇。少し雨が降る。

2月11日の天気です

元禄9年2月11日。夕暮れ、曇。わずかな雨がしばらく降ってから止み、晴れる。その後また曇る。戌刻(午後7時)、つむじ風が吹く。明け方前には少し雪が降る。

この時代から雇用関係はしっかりしている

元禄9年2月10日。文左衛門は召仕甚平の請状を佐之右衛門に仲介にし、受け取る。春日井郡味鏡(鋺)村の者で、切米は1両。

強盗殺人の罪は重い

元禄9年2月9日。昨年冬に枯売弥吉を殺したかめという婆が市中を引き回した上磔となる。仲間も熱田で2軒戸を縛られる。弥吉を殺して衣服を剥ぎ、南野村伊三郎に仲介を頼み、質に入れる。この者も追放となる。

少しは財政が持ち直したのか

元禄9年2月7日。伝えることがあるとのことで、仲間全員相原久兵衛へ出かけ、これを承る。(中略)御家中の輩は増上米と増役のことで困っているかもしれないが、昨年春も少しながら返すことができた。何とか財政が持ち直してきたようにも思われるので、今…

舞い戻っていたのか

元禄9年2月5日。近頃、納屋で放火をしたものを捕らえる。昨年巾下の偽大名河野清右衛門の一味で、一度追放となった者であった。

文左衛門さん、金にこまったか

元禄9年2月4日。夜明けから辰刻(午前7時)まで雪と霙(みぞれ)が降り、その後小雨となる。未刻(午後1時)前には晴れる。文左衛門は貞次の脇差を田村新八を仲介にして那須円庵に3分2朱で売る。

2月3日の天気です

元禄9年2月3日。夜、曇。亥刻(午後9時)過ぎるとわずかに雨が降る。

これは大火事だ

元禄9年2月2日。巳刻(午前9時)、文左衛門は相原久兵父子と上井田(上飯田)へ魚を獲りに出かける。平左は後からやって来る。魚は獲れなかったので芹を取り、未半(午後2時)に帰る。戌8刻(午後9時前)、乾(北西)の方角に火の光が見えて大騒ぎと…

急いで助けましょう

元禄9年2月1日。酉半(午後6時)、火事だと騒ぎがある。文左衛門が外に出ると、遠く東の方角に薄く火の光が見えた。蕨(わらび)を焼くのか、それとも遠方で火事なのかはよくわからず。加藤平左のかめという婆は近頃もうろくしていた。この夜、密かに裏…