2022-12-17 単身赴任中の悲劇 鸚鵡籠中記 元禄8年4月4日。快晴。伏見町下の足軽屋敷に某という足軽の大変美しい女房が住んでいた。夫は江戸で勤めており、女房はひとりさびしく暮らしていた。近頃、彼女が戸を閉じ自害する。原因はわからず。