名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

単身赴任中の悲劇

元禄8年4月4日。
快晴。
伏見町下の足軽屋敷に某という足軽の大変美しい女房が住んでいた。
夫は江戸で勤めており、女房はひとりさびしく暮らしていた。
近頃、彼女が戸を閉じ自害する。
原因はわからず。