名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

正月の急死

元禄10年1月11日。
文左衛門は近所の友と御乗始を見物に出かける。
午1点(午前11時過ぎ)に始まる。
公の御出はなし。
浅利義太夫が見物のために北の土居の東にいたが、急に中風で死んでしまう。
伊那庄左衛門のところで駕籠を借り、家へ帰す。
近頃、名指しで広井で喧嘩があったとの虚言がある。