名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-01-13から1日間の記事一覧

文左衛門さんも気をつけましょう

元禄9年7月30日。昼頃、文左衛門は仲間と相原久兵のところに集まり、言い渡しを承る。覚。一 御家中の御仕置(刑罰)などはよく是非を判断し、かつ人の善悪についても先年言い渡された通りだが、その後も厳しく申し渡された輩もある上、近頃また根も葉も…

詳しくは7月30日に

元禄9年7月28日。晴。参上・登城の際に御意(お考え)を物頭役に御目付衆が申し渡される。

関係者多数

元禄9年7月27日。夜、しばらく雨が降る。午刻(午前11時)、町奉行千村作左衛門同心岡部次郎右衛門が改易となる。3ヶ国を錮す(閉じ込め)。相役小塩彦太夫も閉門釘付を仰せ付けられる。次郎右衛門隣家の町代も追放となる。他にも追放となった町人が…

筆まめだからこれは得意かも

元禄9年7月26日。文左衛門は昼前から中野分蔵へ行き、写物(書物を書き写す)する、

惣打ちに影響されたか

元禄9年7月23日。申刻(午後3時)、平兵へ鉄砲を打ちに出かける。源右・武兵も打つ。その後、久兵もやって来る。

惣打ちは2日間行われたそうです

元禄9年7月22日。矢田で惣打ちが行われる。六郎左が御出でなる。目付沢井半兵衛、五十人目付小川六右衛門も出かけてくる。未刻(午後1時)、六郎左衛門の前で10匁(1匁は約3.7キロ)1丁の人形を3発ずつ打つ。玉2発ずつのつるべ打ちも行われる…

主人に義理立てして自分を追い込んでしまった

元禄9年7月21日。矢田河原で鉄砲の惣打ちが行われる。井野口太郎左衛門が御出ましになる。目付山崎十左衛門、五十人目付小川六右衛門も同じく矢田へ出かける。文左衛門も石川瀬左衛門と昼頃に矢田へ出かけるが、既に惣打ちは終わっていた。ここで横川長…

よほど風が強かったのか

元禄9年7月20日。明け方前から雨が降る。1日中、雲は乾(北西)へ流れ、東風が吹く。文左衛門は風よけを設ける。巳刻(午前9時)まで時々雨がふるが、その後、曇る。

出かけなかったのかな

元禄9年7月19日。雲が乾(北西)へに流れる。真福寺の狂言が終了する。

風流だなあ

元禄9年7月16日。夜、清らかな月が神々しい。文左衛門は屋根に上り、見ほれる。

気が緩むとはこのこと

元禄9年7月15日。晨刻(午後6時)前、雨が止む。盆の間、諸士の多くは夜は出かけ、踊りを見る。そして女と戯れると。中川安兵衛母の下女の尻を小刀で突く者がいた。血が流れて帷子を染めたと。犯人は野呂瀬義右衛門の世倅紋三郎だと。その後、義右衛門…

7月14日の天気です

元禄9年7月14日。深夜、大雨となる。

血が騒いでいるか

元禄9年7月13日。真福寺で和泉屋重三郎の芝居が行われる。狂言かた(方)ほ波。三番続。他に軽業なども行われる。

7月11日の天気です

元禄9年7月11日。晴。

当分は古い金銀も使えるということ

元禄9年7月10日。雨が降る。吹き直した金銀が段々と出来上がっているので、所持する古金銀は両替屋へ問い合わせ、間違いなく新金銀と引き替えるように。吹き直しの新金銀が出来上がれば、古金銀は通用しなくなることを知っておくように。次は、はいふき…

7月9日の天気です

元禄9年7月9日。夜半から雨が降る。

今と違い、さぞ見晴らしがよかったのだろうな

元禄9年7月8日。未刻(午後1時)、東の方で雨が降る。文左衛門の家のあたりでも降るが、御番所では降らず。ただ少し雨粒が落ちるだけであった文左衛門は初めて御天守へ登る。

7月7日の天気です、晴の七夕

元禄9年7月7日。晴。

それほど気にすることもないと思うのだけれど、プライドの問題だから難しい

元禄9年7月6日。晴天。申刻(午後4時)過ぎると遠くで雷が轟き、大雨となる。夕暮れ前には止む。近頃、死んだ惣町代の後役を花井七左衛門に仰せ付けられるとの噂があった。七左衛門は何を思ったかとても気に病み自害した。しかし死ぬことはなく、養生し…

強制執行ですな

元禄9年7月5日。暁前に雨が降るが、しばらくして止む。申刻(午後3時)から雷が轟き、黒雲が空を覆う。文左衛門は昨夜寅半(午前4時)から矢田へ行き、100目で5丁を打つ。3尺(1尺は約30センチ)の筒であった。縄は6尺5寸(1寸は約3センチ…

もう7日ですか

元禄9年7月4日。曇。時々雨が降る。未半(午後2時)、教順寺で妙超の7日法事が行われる。文左衛門と両親が参詣する。

7月3日の天気です

元禄9年7月3日。曇。申刻(午後3時)、少し雨が降る。その後、曇り、夕暮れ前にまた少し雨が降る。子刻(午後11時)から雨が降る。

刀は武士の命と言うけれど

元禄9年7月2日。近頃、本町下紫屋三郎左衛門の戸外に大小刀ならびに鼻紙、草履などが捨ててあった。朝、これが見つかり、役所に知らせが入ると。酔っぱらいの仕業か。話しでは、上の町(上野町?)某の女房は絶世の美人であった。ある諸士がここへ通いつ…

7月1日の天気です

元禄9年7月1日。曇。