名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

気が緩むとはこのこと

元禄9年7月15日。
晨刻(午後6時)前、雨が止む。
盆の間、諸士の多くは夜は出かけ、踊りを見る。
そして女と戯れると。
中川安兵衛母の下女の尻を小刀で突く者がいた。
血が流れて帷子を染めたと。
犯人は野呂瀬義右衛門の世倅紋三郎だと。
その後、義右衛門・松尾五太夫などが頭に呼ばれる。
世倅どもの行動は軽率であると叱られる。
これは御目見先での出来事とも。
義右衛門が紋三郎の尻を突いたからとも。
詳しくはわからず。
他にも怒られた者がいたが、内緒のことであり、遠慮にも及ばず。
松井十蔵世倅数弥は今後御目見に出ないようにと言い渡されたと。
そのほかにも様々な話があるがここでは略す。
また成瀬隼人正組荒川十左衛門は博奕を行わないと誓言をさせ、事をおさめる。