名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

悪友でも友情

元禄9年8月5日。
明け方前から雨が降る。
戌刻(午後7時)過ぎに止み、段々と晴れてくる。
隼人正組の勘八兄荒川次郎右衛門が閉門となる。
門に板で連子を釘打ちする。
夕暮れ前に御馬廻星野勘八が改易となる。
27日に岡部次郎右衛門世倅新平を小牧へ遊びに行くのに連れて行くが、次郎右衛門の改易を聞いて自分のところに30日まで匿ったため。
勘八は次郎右衛門と親しかったので町人と一緒になって酒や遊興に溺れたとも。