名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

辛かっただろうに

元禄9年8月4日。
少し前から内藤勘之丞の娘で井上権左衛門の妻が7日ほど昼夜を問わず産気づき、体中に苦痛がはしる。
この日巳刻(午前9時)、子を産んで死んでしまう。
夜、啓雲山法花寺で弔われる。
戒名は清光妙涼禅尼。
文左衛門は近友と参詣する。