名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

こちらは綱誠の側室

宝永2年6月3日。
梅昌院様の入仏事、施餓鬼が行われる。
昨日未(午後1時)頃、津守(松平義行)は高須を発駕(出発)のはずであったが、安芸へ川水が出たため、この日未刻(午後1時)に発駕する。
戌刻(午後7時)に松寿院に入られ、亥半(午後8時)頃、屋敷に入られる。
この屋敷は但馬様(松平友著)の元の屋敷。
先月、津守様は瑞応寺に高須の時の鐘を仰せ付けられる。
小出晦哲が鐘の銘を持参する。
料理ならびに紋付・帷子・白銀2枚を下される。