名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-07-10から1日間の記事一覧

だけどこういう記録があれば後の人はやりやすいもの

元禄15年10月16日。建中寺の法事が終わる。家中の拝礼があり、申(午後3時)過ぎ八三郎様(継友)が参詣なさる。長上下で廟へも拝礼なさる。側物頭以上家老は5枚、老中は2枚、以下は1枚。礼剣以上の物頭は金2分ずつ。御布施の覚。銀30枚は導師…

まだまだ法事は続きますが、下行なしですか

元禄15年10月14日。仮屋に明組内膳・九郎右・弥次右・内匠修理組が出る。松寿院様から施餓鬼が行われる。午半(午後0時)過ぎに参詣なさる。作事奉行にはせいろう(蒸し菓子)を下される。但馬様(松平友著)、松寿院様の入仏寺には下行はなし。申刻…

こりゃちゃんと決算書みたいなものがあるんですかね

元禄15年10月10日。法事が行われる。名代は竹腰信濃守。松寿院様が参詣なさる。下行(下されもの)の覚え。上人35人は1人7匁、これは1日分で以下も同様。西堂6人は1人6匁。平僧・行者ども131人は1人5匁5分。建中寺の僧・小姓・下々など…