名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

こりゃちゃんと決算書みたいなものがあるんですかね

元禄15年10月10日。
法事が行われる。
名代は竹腰信濃守。
松寿院様が参詣なさる。
下行(下されもの)の覚え。
上人35人は1人7匁、これは1日分で以下も同様。
西堂6人は1人6匁。
平僧・行者ども131人は1人5匁5分。
建中寺の僧・小姓・下々など63人は1人3匁5分。
10月9日の夕、建中寺の僧・小姓・侍下々ならびに寺家・末寺の下々ども80人は1人1匁7分5厘。
馳走方の総費用は下行もあわせて小判180両2分、銀800匁2分9厘、昼夜の人足220人。
津守(松平義行)様の入仏施餓鬼、これは出雲守(松平義昌)などの施餓鬼・下行・出僧ともに同じ。
上人6人は1人銀3匁5分、西堂4人は1人銀3匁、平僧28人は1人2匁7分5厘。
建中寺の僧・小姓ならびに下々63人は1人に1匁7分5厘。
(以下略)