名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-08-17から1日間の記事一覧

最近博奕の取り締まりが厳しい

元禄16年10月29日。瀬左の門の外に女乞食1人が死んでいたので町奉行に知らせる。夕暮れ前に足軽2人、てこ(手古)の者2人、つりて(吊手)2人がやって来て持って行く。この日、飯田町・鉄砲塚町、その他で博奕打ち15、6人を捕らえる。内4人は…

やはり様物って残酷じゃないですか

元禄16年10月27日。様物が1つある。国奉行・町奉行が拝領する。鈴木権左衛門という刀泥棒であった。

不意打ちだったんだ

元禄16年10月25日。辰(午前7時)過ぎから文左衛門は源兵と地蔵池へ漁に出かける。鮠をたくさん獲れ、とても楽しかった。少し前、江戸でいずれの日の未(午後1時)に老中稲葉丹後守が公の屋敷へやって来るが、老退出後で用人1人がいるだけで慌てふ…

大変だなあ

元禄16年10月20日。中西権六の仲間が乱心する。後藤伝六を連れて尾張に戻る。伯父後藤後藤忠兵衛と村井十右衛門に預ける。2人とも屋敷がなかったので願いにより従兄弟後藤久太夫のところへ置くと。権六は24日に尾張を発つ。

よほど高価な椀なのか

元禄16年10月19日。夜、源右衛門裏の貞讃元の部屋に盗みが入る。椀10人前を盗り、塀を乗り越えて立ち去る。

これがどうした

元禄16年10月18日。夕暮れから文左衛門は加兵と忠兵へ出かけ、四つ手網を持たせて見物する。亥半(午後10時)に帰る。

こういう人を大切にしないと

元禄16年10月11日。津金十次郎に7人扶持が下される。十次郎は星野勘左衛門の弟子で弓の腕がよかった。兄は瀬左衛門で飛騨守組で10人扶持を取っていた。とても貧乏で稽古を止めようとしていたので下される。

まあ、何でも人を介してるから

元禄16年10月10日。戌(午後7時)過ぎ、火事とことだが、嘘であった。

良かったじゃないですか

元禄16年10月7日。少し前の昼、天野源蔵の長屋から煙が出る。向かいの者が見つけて走って行くと鎖がしてあった。急いで台所へまわり、戸を壊して中に入ると煙草の火が葭の穂などに燃え移り、燃え上がろうとしていた。幸い消し止める。

こういうことをちゃんとメモするところは凄いと思います。

元禄16年10月5日。卯半(午前6時)、斎が行われる。辰刻(午前7時)に法事が始まる。建中寺の内陣に詰めるものには時服が3つ。相応寺に銀5枚。3ヶ所の寺に金2両ずつ。平僧に1分ずつ。座頭に10貫文。乞食へ5貫。

隼人正と比較しては

元禄16年10月4日。源了院(松平友重)様の1周忌の法事が相応寺でこの日から明日まで行われる。足軽以上が詰める。馳走奉行は石河主膳・小山十郎兵衛。惣門足軽頭津田平次右衛門・浅野弥一右衛門。山門大沢無手右衛門。出僧は40人。巳半(午前10時…

それでも2日間行われるのですね

元禄16年10月3日。この朝から明日まで白林寺で隼人正の法事が行われる。組の者が詰める。近頃、隼人正家来が願いにより3人落髪する。白林寺小僧あがり、久弥などと云々。

元禄16年10月の天気です

元禄16年10月1日。夜、曇。深夜から雨が降る。元禄16年10月2日。雨。昼過ぎに止む。曇。夜は晴れる。元禄16年10月3日。晴。元禄16年10月5日。薄曇。元禄16年10月6日。晴。元禄16年10月9日。亥(午後9時)前から雨が降る。元…