2023-09-29 確かに恥ずかしい 鸚鵡籠中記 宝永1年12月10日。法事が終わる。行赦が2人ある。建中寺には銀20枚。同隠居には時服(下賜の服)が2つ。四ヶ寺には3枚ずつ、ただし高岳院は病気のため出ていなかった。法事につき、この春江戸で暇を出した祐筆部屋坊主順設ら3人は帰参を仰せ付けられる。8石ずつ下され広間坊主となる。近頃、京町通りごきや(御器屋か?)の後家50余りが手代と通じたことが露見し、手代には暇を出す。後家は恥ずかしいと剃刀で少し傷をつけるが、養生して癒える。