名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-04-14から1日間の記事一覧

替取とは川を堰き止めて魚を捕ることです

元禄12年閏9月28日。相応寺は建中寺へ移る。性高院は相応寺へ移る。高岳院は性高院へ移る。高岳院へは建中寺の老師が来る。大公が取り立てた坊主である。誠公の遺体を江戸へ迎えに行った坊主であった。朝食後、文左衛門は源右・政之右・源之助と長良へ…

情報ゲット

元禄12年閏9月25日。この日から尾頭で和泉屋十三郎の狂言が行われる。

お金を出せば個人の前でもやってくれるようです

元禄12年閏9月23日。文左衛門は美のや十右衛門のところで内匠理太夫の浄瑠璃を聞く。加平と文左衛門で金1粒ずつを出す。

江戸よりは安いがだいぶ値上がりしている

元禄12年閏9月22日。当地での米の値段が1両で6斗8升ほどになる。江戸では1石が2両を越える。

あちゃー

元禄12年閏9月21日。相応寺前の神明で踊り狂言が行われる。新町の町人がこれを見物するうちに懐の金を盗まれる。

人目に付けば拡散するよ

元禄12年閏9月19日。近頃、葭町の榧(かや)に書付が落ちていた。葭町に車を置いたら火をつけると。随分と幼稚な書きようであった。町々で調べがあり、馬子などの仕業かと。御中陰(49日)の間に、加藤権四郎が沖へ漁に出かける。廻りの者に附けられ…

何事も準備です

元禄12年閏9月15日。夜、天王祭の試楽が行われる。

誰だって見に行きたいのに

元禄12年閏9月17日。廻状がある。明日、八幡の祭礼があるが召仕の輩については付き添って参らぬよう申し付ける。夕暮れに、火事だと騒ぐ。嘘であった。

えー、間違えないでしょう

元禄12年閏9月16日。天王祭が行われる。大公・三の丸様・但馬守(松平友著)様が見物する。夕暮れ、火事だと騒ぐ。沈む夕日を見てのことか。

これは真実か

元禄12年閏9月12日。巳刻(午前9時)、火事だと騒ぎがある。

どうも身持ちがよくないな

元禄12年閏9月3日。近頃、飯嶋七郎左衛門が役を解かれ、無役となる。皆が言うには、江戸で津守(松平義行)様の渡り小姓(美童)を自分の長屋へ呼んだと。この春に仕置を仰せ付けられた者の金のこともあったと。

どれだけ男前や

元禄12年閏9月1日。夕暮れ前、火事と騒ぎがある。近頃、建中寺前の大工の妻が夫を突き殺す。やきもちを焼いてのこと。

元禄12年閏9月の天気です

元禄12年閏9月7日。昼前から曇る。申刻(午後3時)過ぎから雨となり、夕暮れに止む。夜更けにまた雨が降る。元禄12年閏9月8日。雨。巳刻(午前10時)から激しくなる。稲妻がひ1度光り、雷鳴も1度鳴る。その後、また少し轟く。未(午後1時)過…

薄食とは黄砂のように日が霞んでしまうこと

元禄12年9月25日。申半(午後4時)過ぎから日差しが月の明かりのようになる。これは薄食であった。文左衛門も薄食を見る。申刻(午後3時)に火事と騒ぎがある。嘘であった。

今度は本当か

元禄12年9月24日。申刻(午後3時)、火事だと騒ぎがある。また、戌刻(午後7時)には巾下で火事だと。

人騒がせな

元禄12年9月20日。申刻(午後3時)、火事だと騒ぎがある。嘘であった。

そんな悪い人には思えない

元禄12年9月18日。水谷九左衛門が死ぬ。親類とは生前付き合いがなかった。死後も強欲のきらいがあったので行かなかった。清秀寺へ祠堂金300両を入れる。残りの金は召仕に取らせる。昨年の冬も若党2人に150両を取らせていた。木造善左衛門という…

負けたあんたのせいで禁止された

元禄12年9月15日。最近、新米は1両で7斗5升(1斗は18リットル、1升は1,8リットル)ほどした。この4、5日は酒屋が米を買わないので急に値下がりし、1両で9斗を超えていた。酒の値段も上がっていた。酒屋に触がある。2分通り(2割増産)…

5日の遷牌とは違うのか

元禄12年9月14日。切紙をもって申し入れる。来る15日・16日は泰心院様100ヶ日の法事ならびに遷牌であるので、この両日は、音曲鳴物は止めるように。静かにし、火の元は特に念入りにするように。下々に至るまで諸事謹むよう申し付けられたと老中…

足軽たちにケガはなかったのか

元禄12年9月11日。申刻(午後3時)前、出来町の半蔵足軽屋敷2軒が焼ける。文左衛門はこのことを知らず。

正竹ってひどい奴じゃないですか

元禄12年9月9日。惣河戸で後藤伴左衛門の足軽八兵衛が大公(光友)の御広間坊主冨永正竹を切り殺して逃げようとする。そこへ16になる正竹弟がやってくるが、眉の上を切られ、両手を顔に当て逃げて帰る。八兵衛はまた逃げようとするが、辻番が止まれ、…

塔の飾りですね

元禄12年9月6日。文左衛門は七ツ寺へも出かける。先日から空九輪、宝鐸などを隔日でこの日まで鋳ていた。人が群れ集まる。

もう亡くなってから3ヶ月です

元禄12年9月5日。泰公の御廟、御供養御霊屋も出来上がる。この日御遷牌が行われる。

これはビックリ

元禄12年9月2日。朝飯の後、大光寺の横町坂下へと南から狂女が走ってくる。

元禄12年9月の天気です

元禄12年9月1日。曇時々雨が降る。申(午後3時)過ぎからは雨が降る。元禄12年9月2日。曇。元禄12年9月3日。曇。昼前から雨が降る。元禄12年9月4日。晴。未(午後1時)過ぎからまた曇る。元禄12年9月5日。曇。元禄12年9月6日。曇…