名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

人目に付けば拡散するよ

元禄12年閏9月19日。
近頃、葭町の榧(かや)に書付が落ちていた。
葭町に車を置いたら火をつけると。
随分と幼稚な書きようであった。
町々で調べがあり、馬子などの仕業かと。
御中陰(49日)の間に、加藤権四郎が沖へ漁に出かける。
廻りの者に附けられる。
近頃、隼人正に叱られたと。