名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

主体性がないなあ

元禄16年6月4日。
火事との噂がある。
主水殿宅に稲留権之丞と千村善兵衛を呼び寄せる。
幸左衛門と従兄弟であるので源兵衛に預けられる間は面倒をみるように。
権之丞は承る。
善兵衛は我らは従兄弟ではなくヤイトコだと言う。
同性ということで仰せ付けられたのであれが謹んで承ると云々。
主水はこれを聞いて、江戸から言ってきたので江戸へ聞いてみようと云々。
鉄砲塚町の竹屋市左衛門と萱屋町の白木屋長左衛門は昨年瑞龍院様の時に大曽根へ2人で日用(日雇い)を入れていた。
近頃、この収支を調べて2人とも町に預けられる。
市左衛門の町代も叱られる。