元禄5年4月13日。
久屋下町人が戸を縛られていたのを許される。
近頃、久屋の町人は長い付き合いであった妾に暇を出し、今後は女を迎え入れないと固く約束したが、程なくして女を迎え入れていた。
妾はこれを聞き付け、大いに恨み腹をたてた。
そして町人の元へと走り込み、剃刀で自害しようとするが失敗して人々に止められた。
また、書置も残していた。
妾は元々字が書けなかったので同じ町の後家に頼んで書いてもらった。
このため状況が難しくなった。
書置を頼まれた女は宗門改帳から外れた者だったと。
元禄5年4月13日。
久屋下町人が戸を縛られていたのを許される。
近頃、久屋の町人は長い付き合いであった妾に暇を出し、今後は女を迎え入れないと固く約束したが、程なくして女を迎え入れていた。
妾はこれを聞き付け、大いに恨み腹をたてた。
そして町人の元へと走り込み、剃刀で自害しようとするが失敗して人々に止められた。
また、書置も残していた。
妾は元々字が書けなかったので同じ町の後家に頼んで書いてもらった。
このため状況が難しくなった。
書置を頼まれた女は宗門改帳から外れた者だったと。