名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

このふたりの間にも何かありそう

元禄4年4月6日。
西郷半右衛門召仕の女を何者かが酒井平太夫門内へ呼び出して突き殺す。
この死体を目付衆が調べた後、7日昼に半右衛門のところへ引き取る。
この女は今年の3月に平太夫召仕の男の頼みで雇い入れたと。
女を切ったのは、寺尾内匠の徒士であったが不届きで浪人となっていた。
侍衆の家へ走り込んだところ、江戸留守と断られ出ていく。
どこかへ立ち去ったと。