名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-08-26から1日間の記事一覧

1軒で済んだのか

元禄4年4月29日。戌半(午後8時)より亥(午後9時)、伏見町下荒川主馬屋敷が焼失する。

兄弟分での醜い諍い

元禄4年4月14日。この日から逸平次父で近江守組若衆の中村伝左衛門と兄分馬場弾四郎の間で諍いがある。19日には決着がつく。

楽しいはずが一転

元禄4年4月。御祭礼の際、若宮の前で長者町の山車に本地村弥次右衛門草履取が轢かれて死んでしまう。上畠の山車には警備がいなかったので、町代がしばらく逼塞となる。

素早い動きの女だなあ

元禄4年4月10日この日過ぎ、増嶋瀬兵衛召仕の女が瀬兵衛の腰に差していた刀で自殺する。

潜伏先は名古屋

元禄4年3月26日。江戸で米相場に手を出して密かに名古屋へやって来ていた宮町の清太夫親子が江戸で斬罪となる。3月3日、この者を連れてくるよう公儀より仰せ出される。小原一郎左衛門聟で中条作太夫家に住む五十人小頭榊原平八郎が仰せ付けられ、江戸…

このふたりの間にも何かありそう

元禄4年4月6日。西郷半右衛門召仕の女を何者かが酒井平太夫門内へ呼び出して突き殺す。この死体を目付衆が調べた後、7日昼に半右衛門のところへ引き取る。この女は今年の3月に平太夫召仕の男の頼みで雇い入れたと。女を切ったのは、寺尾内匠の徒士であ…