名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

潜伏先は名古屋

元禄4年3月26日。
江戸で米相場に手を出して密かに名古屋へやって来ていた宮町の清太夫親子が江戸で斬罪となる。
3月3日、この者を連れてくるよう公儀より仰せ出される。
小原一郎左衛門聟で中条作太夫家に住む五十人小頭榊原平八郎が仰せ付けられ、江戸まで召し連れて来る。