名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

死んでやる詐欺だな

宝永6年3月5日。
文左衛門が後苑(裏庭)で山椒を見ると、あんなによく出ていた芽がことごとく干からびて枯れ、色は墨のようになっていた。
どうやら先日の厳しい霜が原因のようだった。
あちこちでこのようであったと云々。
今年、尾張の山椒の実は出来がとても悪く、定光寺などでは例年の10分の1もないと云々。

近頃、小塩与五左衛門のところに佐治茂左衛門がやって来て、金を貸してくれなければここで死ぬとねだって、金1分を受け取って立ち去った。