名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

久四郎の仲間はまだいたのか

宝永3年6月12日。
この日から借用金を評定所で上田伴右衛門が渡す。
73になる馬廻組藤武兵衛が頭中村又蔵へ預けられる。
小頭は三沢伝左衛門、山寺喜右衛門。
同道するのは相組羽田野義兵衛・横井治兵衛・親類山崎伊之右衛門の3人。
武兵衛の妻は長屋忠左衛門の姉であった。
垪和左平は滝川弥一右衛門に預けられる。
塀和(垪和はが)伊左衛門・同義左衛門が同道する。
全員久四郎の一味であった。
武兵衛屋敷や妻子などは長屋安左衛門・同安之右衛門が監視し、注意を怠らないようにと云々。
安左衛門は遠慮し、用務にも出て来なかったが、10月法事前に私用は除いて用務にはは出て来て務めるようにと。
法事にも出る。