名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

義直の守役を勤めた犬山藩主平岩親吉

宝永7年11月29日。
この日から明日まで平田院で主計頭(平岩親吉)100年の法事が行われる。
導師は建中寺香誉上人、他に出僧は30人、その中には遍照院上人、善住寺上人、全順院法輪院、以下は平僧であった。
昼過ぎに経が始まり、申(午後3時)頃過ぎて点心(昼食)があるはずだったが、始まりが遅かったのでなくなり、一部経(経典全て)を読誦する。
参詣の者には吸物・こはめし(強飯)・煮〆で酒が出る。