名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これも恩赦ですか

宝永7年11月26日。
文左衛門は口米帳面書のため昼前から源右へ出かける。
小川善兵衛が病気のため加藤平左衛門が計算をする。
他にも元右衛門・武右衛門がやって来て、夜食も頂く。
亥(午後9時)前に帰る。

7月に駿河町で狼藉をはたらいた大工は多く預けられていたが、この日1人は追放、残る10余人は過怠牢(一定期間牢に囚禁すること)に入る。

この度のお産の祈りの間、前の牢奉行加藤(欠字)は国に戻るのを許される。
そのほか追放になった町人も国に戻るのを許された者がある。