名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

ちゃんとガイドさん付きのツアー

元禄10年9月24日。
長久手へ出かける約束をしていたので、丑刻(午前1時)過ぎに藤九先生・理右・伊左・上野小左が文左衛門の自宅にやって来る。
伊織が遅れたので、ようやく暁前に家を出て出かける。
酒を呑みながら大声を出しながら向かう。
古戦場を眺め、旧塚を見物する。
仁左衛門という者が案内し、礼として100文を渡す。
大変楽しい思いをする。
未刻(午後1時)過ぎからわずかに雨が降り出すので急いで帰宅する。
申半刻(午後4時)に文左衛門の自宅に皆が集まり、雑炊など出し、戌刻(午後7時)には皆が帰る。
ただし、晦哲は早めに帰る。
夜には止み、晴れる。