名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

様物の後で弁当を食う気が知れない

宝永3年8月29日。
辰半(午前8時)から文左衛門は曽右と源太左へ出かける。
瀬左なども居合わせる。
そこからためしもの場へ見物に出かける。
胴が4つあり、国奉行・町奉行が拝領する。
猪谷唯四郎がこれを切る。
申刻(午後3時)過ぎに終わる。
それから通所の椽(縁)へ行き、佐分氏が弁当を開き、酒などを頂く。
そこから橘町・七つ寺・大須に寄り、日が暮れて帰る。
隼人正は胴1つを拝領し、今朝天外の屋敷でためされる。