名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2024-01-09から1日間の記事一覧

全順院たちは2月に押籠

宝永4年3月18日。全順院・養寿院が東屋敷の揚り屋に移る。加藤岡右衛門の逼塞が許される。

どんな人使いなんだ、パワハラ上司

宝永4年3月17日。申(午後3時)過ぎから文左衛門は瀬左・曽右と出来町萱葉池から矢田のあたりへ出かける。大曽根から日が暮れてから帰る。夜は大流星。留書奉行尾崎重治郎は病気のため願いを7月に聞き入れられる。しかし、人使いがとても荒いのでこの…

仏様のために宿をとる

宝永4年3月14日。京の永観堂の仏が熱田に宿泊する。江戸へ向かう。

いかなる理由で

宝永4年3月8日。熱田二の鳥居(井)の東の田んぼで女を殺し、男も死んでいた。

こちらは大火事

宝永4年3月4日。子刻(午後11時)から寅刻(午前3時)まで濃州高須で大火がある。本願寺寺(ママ)から火が出て、町屋は残らず焼失する。近頃、大曽根円満院の僧が逐電する。

あっさりした報告

宝永4年3月4日。夜、苅安賀で火事がある。

目的はまた芝居

宝永4年3月3日。朝早く文左衛門は彦兵殿へ出かけ、対面する。帰宅してまた出かける。勝蔵・市兵衛と円水で酒などを頂く。住職が入ったので善篤寺へ200文を持参し、大須へ向かう。竹田からくり、八徳可〆斎(?)ならびに浄瑠璃。竹本林太夫を2座見て…

大喜びしただけなのに

宝永4年3月2日。歩行衆巻沢団右衛門が乱心のため、川村半太夫が道中を警固し、この日尾張に到着する。東屋敷に入り、近藤久右衛門に渡す。団右衛門は初め足軽から取り立てられ、当時は本寿院様附であった。先月12日に役替を仰せ付けられる。大喜びして…

宝永4年3月の天気です

宝永4年3月1日。曇。東風が吹く。未半(午後2時)から雨が降る。日が暮れて雨は止む。宝永4年3月2日。晴。宝永4年3月3日。曇。巳(午前9時)から晴れる。宝永4年3月5日。晴。宝永4年3月6日。昼前から曇り、寒い。その後、晴れる。夜更けに…