名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

大喜びしただけなのに

宝永4年3月2日。
歩行衆巻沢団右衛門が乱心のため、川村半太夫が道中を警固し、この日尾張に到着する。
東屋敷に入り、近藤久右衛門に渡す。
団右衛門は初め足軽から取り立てられ、当時は本寿院様附であった。
先月12日に役替を仰せ付けられる。
大喜びして酒も飲み過ぎたのか。
紫の鉢巻きをしてあたりを飛び回った。
このためこの如くと。