名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

不祥事2件の処分

宝永3年9月11日。
昼頃、成瀬修理宅へ八三郎様用達矢嶋伴右衛門・中山文左衛門を呼びつける。
日ごろから勤務態度が良くないとのことで、今の役を取り上げ、小普請役を仰せ付けられる。
万阿弥の子で抱守田中浅右衛門が改易となる。
5ヶ国の出入り禁止で、使いは供番小川次郎右衛門が務める。
浅右衛門は行いが良くない上、少し前から病気で100日も勤めにでなかったので叱られていた。
その後もそれを忘れていたので失念したので改易となる。
昼過ぎから文左衛門は地蔵池へ出かけ、日が暮れて帰る。