2024-01-09 どんな人使いなんだ、パワハラ上司 鸚鵡籠中記 宝永4年3月17日。申(午後3時)過ぎから文左衛門は瀬左・曽右と出来町萱葉池から矢田のあたりへ出かける。大曽根から日が暮れてから帰る。夜は大流星。留書奉行尾崎重治郎は病気のため願いを7月に聞き入れられる。しかし、人使いがとても荒いのでこの召仕えがこの時おらず、尾張に戻ることができなかった。病気も重なり江戸に逗留しており、ようやく近頃尾張に戻る。昨年も召仕えが残らずいなくなったことがあった。